パン酵母などから作ったレアアース吸着材料が開発

2019年2月8日 22:00

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記事提供元:スラド

 レアアースが含まれる溶液からレアアースを回収する新しい手法として、パン酵母や食品添加物を使用するものが開発されたという(Scientific Reports掲載論文読売新聞)。

 この手法は大阪市立大学の研究者らが開発したもので(大阪市立大学の発表)、パン酵母と食品添加物として使用されるトリメタリン酸ナトリウム作成した「リン酸基修飾酵母」を使用するというもの。リン酸基修飾酵母は強い負電荷をもち、水中で正電荷を持つ金属イオンを強力に吸着するという。

 このような吸着材料はこれまでも開発されているが、今回開発された材料では乾燥重量1g当たり約1.0 mmolと、既存の生物吸着材料の中では最高レベルの性能があるという。特に希少価値の高い3価の金属イオンをより強く吸着するという性質もあるという。

 実験では溶液からネオジムやイッテルビウムなどのレアアースを回収できることを確認しており、回収率は7割近くだったという。

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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

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