東京為替:ドル・円は弱含み、豪ドル急落の影響で

2019年2月6日 12:12

印刷

記事提供元:フィスコ


*12:12JST 東京為替:ドル・円は弱含み、豪ドル急落の影響で
6日午前の東京市場でドル・円は弱含み。日本株高を背景とした円売りで110円付近でもみ合っていたが、豪ドルの急落を受け109円60銭台に値を下げた。ドル・円は、109円後半で寄り付いた後、日経平均株価や時間外取引の米株式先物の堅調地合いを背景に円売りが先行し、一時110円を回復。その後は節目付近の売りに押され、110円を挟んでもみ合う展開が続いた。

ただ、ロウ豪準備銀総裁による利下げを示唆する発言で豪ドルが急落し、ドル・円は一時109円60銭台まで値を下げた。ランチタイムの日経平均先物はプラス圏で日本株高継続を見込んだ円売りに振れやすいが、ドルの戻りは鈍い。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は109円63銭から110円45銭、ユーロ・円は125円04銭から125円45銭、ユーロ・ドルは1.1396ドルから1.1410ドルで推移した。

【要人発言】

・ロウ豪準備銀総裁

「労働市場の進展を注意深く監視する」

「政策金利を近く変更する強い根拠は見当たらない」

「次は利上げも利下げもありうる」

「失業率の上昇やインフレの停滞が続けば、利下げが適切」《MK》

関連記事