福岡市の「天神ビッグバン」第1弾、天神ビジネスセンター(仮称)着工

2019年1月30日 21:57

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天神ビジネスセンターのイメージ(福岡地所発表資料より)

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 福岡市が計画する中央区天神地区の再開発「天神ビッグバン」第1弾となる天神ビジネスセンター(仮称)の建設工事が始まった。天神地区最大級のオフィスフロアと商業施設を備えた複合施設で、高さ制限の緩和を受け、当初計画より3階高い地上19階建て。整備する福岡地所は2021年9月の完成を目指している。

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 天神ビジネスセンターは鉄骨一部鉄筋コンクリート地下2階地上19階建て延べ約6万1,000平方メートル。3階以上を賃貸のオフィスフロアとし、約3万3,000平方メートルのスペースを確保する。地下2階から地上2階までが商業ゾーンなどで、地下2階で福岡市営地下鉄の天神駅と直結する。総事業費は約500億円。

 現地で行われた起工式には、福岡市の高島宗一郎市長、工事関係者ら約80人が出席。くわ入れして工事の安全を祈った。

 2017年に公表された当初計画では、地上16階建てで高さ約76メートルにする計画だったが、国が航空法に基づく高さ制限を緩和したのを受け、高さを約89メートルに引き上げた。

 共用部には災害時に帰宅困難者が滞留できる一時受け入れスペースを設け、天神地区の防災拠点の役割を果たすほか、建物自体も積層ゴム、オイルダンパーを併用した免震システムを採用する。さらに、災害時のライフライン切断に備え、72時間対応の非常用発電機を設置する予定。

 外観は明治通りと因幡町通りの交差部をピクセル状に削ることでオープンスペースを生み、明治通りの街並みと調和したオリジナリティあふれる形にする。ロビーはホテルを思わせる高級感を演出した内装とする。

 天神ビッグバンは2024年末までに完成する建物に対し、容積率や高さ制限を緩和する福岡市の再開発施策。福岡市は30棟分の建て替えが進むことを目論んでいる。天神地区は福岡市の中心部に当たるが、大規模オフィスの需給がひっ迫しており、市はIT企業などクリエイティブな産業受け入れを目指し、天神ビッグバンを計画した。大手シェアオフィス企業の誘致を検討中で、スタートアップ企業の進出にも期待している。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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