震災復興祈念シンボル建立に向けクラウドファンディング 宮城県気仙沼市

2019年1月28日 20:23

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気仙沼市が建設を計画している復興祈念モニュメントの完成予想図(イメージ図:レディーフォーの発表資料より)

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 2011年の東日本大震災による津波で大きな被害を受けた宮城県気仙沼市は28日、市内に整備される予定の復興祈念公園内に復興祈念のシンボルとなるモニュメントを建立するための寄付の募集を始めた。クラウドファンディングを使い、4月28日までに2000万円を集めるのが目標で、寄付は「ふるさと納税」同様、税制優遇措置の対象となる。

 同市が計画しているモニュメントは、高さ約10メートルの帆の形をした「祈りの帆(セイル)」と、犠牲者の名前を刻む銘板。祈りの帆は、船の帆をイメージした三角形の形をしているが、見る角度によってはアーチや灯台、「合わせた手」のようにも見え、海に向かって祈りを捧げるイメージで設計したという。

 また、モニュメントが建設される復興祈念公園は、広さ約2・3ヘクタール。市街地を見渡せる陣山に整備される予定で、2019年度中に着工、2020年度の完成を目指している。

 同市では、2017年から復興公園の整備について検討。モニュメントについては、これまで復興に協力、支援してくれた世界中の人たちの思いを結集しようと、寄付を募ることにした。クラウドファンディングはレディーフォー(東京都文京区)が運営する「レディーフォーふるさと納税」で行う。ふるさと納税と同様、寄付額は所得から控除することができ、ワンストップ特例制度を利用することもできる。

 同市の菅原茂市長は「復興祈念公園のシンボルを、市民はもとより、これまで支えてくれた世界中の人たちの思いを結集して作り上げたいと考えている。多くの人から協力をいただき、遺族や市に思いを寄せてくれたみなさんにとって大切な場所となるよう公園を整備したい」としている。

 2011年に発生した東日本大震災では、気仙沼市も大津波に襲われ、死亡・行方不明、関連死合わせて1300人以上の犠牲者が出た。また、津波によって市内各地で火災が起きたほか、大型漁船が陸地に打ち揚げられるなどして市街地も大きな被害を受けた。

関連キーワード東日本大震災宮城県クラウドファンディングふるさと納税

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