AI野菜収穫ロボット開発のinahoが九州進出 佐賀県鹿島市にオフィス開設

2019年1月11日 11:35

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長いアームでアスパラガスを収穫する農業用AIロボット(画像: inahoの発表資料より)

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 AIを使った野菜収穫ロボットを開発しているベンチャー企業inaho(神奈川県鎌倉市)は10日、九州進出の拠点となるオフィスを、佐賀県鹿島市に開設すると発表した。鹿島市周辺は全国有数のキュウリ、アスパラガスの産地で、同社は契約農家にロボットをリースしながら、さらなるロボットの性能向上を目指す。

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 inahoは、農業分野でのAI技術の活用を目指し2017年に設立されたベンチャー企業。同社が開発した自動野菜収穫ロボットは、AIの画像認識技術によって野菜の場所や大きさ、病気の有無などを判別し、ロボットアームを使って収穫する。現在のロボットは特定の野菜専用となっているが、今年夏ごろには、アスパラガス、キュウリのほか、ピーマン、ナスなどの野菜を1台で収穫でき、作物の病害判定や土壌診断もできる新型ロボットを商品化する予定だという。

 同社によると、鹿島市に近い武雄市には、先進的な技術導入で高品質多収穫を実現し大日本農会から表彰されたこともあるキュウリ農家があるほか、周辺には全国トップクラスの生産量を誇るアスパラガス農家もあるという。同社はこうした農家と連携して、収穫時にロボットをリース。日本でも屈指の農業技術と収穫ロボットの技術を組み合わせることで、世界でも最先端の農作業スタイルの構築を目指す。

 開設される「鹿島オフィス」は1月17日にオープンする予定で、同日午後2時から鹿島市と同社との間で進出協定を締結。自動収穫ロボットの普及と開発に向けて、県や市も協力する。

 今後、同社は鹿島オフィスを拠点として、ロボットの運用にともなう生産者との調整や修理などロボットの保守・点検を行うほか、ロボットプログラミング教室や生産者の野菜を使った料理教室を開催し、地域住民との交流も図る。

 同社では「メイン事業である収穫ロボットの運用だけではなく、地域住民とも積極的に交流し、新たな価値を作っていきたい。ぜひ、新しいオフィスを地域の交流の場としても活用してほしい」としている。

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