Windows Updateで配信のExcel 2010向けアップデートに不具合

2019年1月7日 22:15

印刷

記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward曰く、 Microsoftが1月2日にWindows Update経由でリリースしたExcel 2010向けの更新プログラムをインストールするとExcelなどで不具合が発生するとのこと(KB4461627INTERNET Watch情報科学屋さんを目指す人のメモ)。

 この更新プログラムの適用後にExcel 2010でExcelファイルを開くとクラッシュする問題が発生するという。KB4461627の説明は既に削除の案内に差し替えられているが、元々は2019年5月1日の日本の改元に対応するためのExcel 2010向けのアップデートだった。

 マイクロソフトは問題を認め自動更新でKB4461627が適用されないよう処置されたが、既にKB4461627が適用されてしまった場合は対処法としてKB4461627のアンインストールを案内している。

 我が家のパソコンでも白紙のExcelファイル以外クラッシュするのでOfficeを修復したり、システムチェックしたり、1時間ぐらい格闘した。

 4日から仕事始めで帰宅時に会社のパソコンに更新を適用した方々は月曜日の出社後トラブルに遭うかもしれない。ご注意を。

 新元号関連では、昨年11月にリリースされたOffice 2010向け更新プログラムでも提供開始後に問題が発覚、その後提供が中止されるトラブルが発生していた(過去記事)。

 スラドのコメントを読む | ITセクション | マイクロソフト | バグ | IT

 関連ストーリー:
Windows 10では「更新プログラムのチェック」をクリックすると先行して緊急性の低いアップデートがインストールされる 2018年12月19日
Microsoft、新元号に関連するOffice 2010の更新プログラム2本などを提供中止 2018年11月23日
Windows 10 October 2018 Update再リリース、問題も増加 2018年11月17日
一部の国会議員が新元号公表は即位当日にすべしと主張 2018年06月08日
難しくはないが大きな工数が予想される改元対応 2017年12月11日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事