日経平均テクニカル:3日ぶり急反発、5日線上向き転換

2019年1月7日 18:15

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記事提供元:フィスコ


*18:15JST 日経平均テクニカル:3日ぶり急反発、5日線上向き転換
7日の日経平均は3営業日ぶりに急反発した。昨年12月18日から下降を続けてきた5日線が上昇に転じ、終値は5日線を上回った。ローソク足はマドを空けて上昇して陽線を引いたが、やや長めの上ひげを形成しており、上値での売り圧力の強さも再確認された。下降中の25日線との下方乖離率は5.11%(先週末は7.68%)に縮小したが、依然として売られ過ぎを示す5%を超えている。一目均衡表では、基準線の横ばいと転換線の下降が継続。日々線が転換線を超える場面があったものの、終値は転換線を下回り、上値の重さを示した。ボリンジャーバンドでは、高値が12月17日以来の-1σ超えを示現。終値では-1σを下回ったものの、終値が-3σを下回った昨年12月25日をボトムとする反転トレンドの継続を示唆しており、中心線に向けた株価の回復が期待される。ストキャスティクスはともに上昇中の%Kが%Dを上抜き、短期的な強気地合い入りを示した。《FA》

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