関連記事
乱獲により激減するオーストラリアのサメ
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward曰く、 オーストラリア東部沿岸でのサメの個体数が大きく減少しているという(AFP、Communications Biology誌掲載論文、Nature Asia)。
食用の捕獲ではなく、遊泳場所に向かわせないための駆除が原因とされている。サメの命は海生哺乳類よりは軽いようだ。
オーストラリア東部の沿岸部におけるサメの個体数は過去55年間で減少が続いており、回復する兆しもほとんどないという。この研究では、サメによる被害を防ぐために政府が設置した網や罠で駆除したサメの数を推定、ここからサメが減少したと結論付けている。
一方で人間がサメに襲われる件数は減っておらず、今年はすでに27件が発生しているという。ただ、サメ被害の増加は海を訪れるレジャー客の増加という要因もあるようだ。
スラドのコメントを読む | サイエンスセクション | 地球
関連ストーリー:
トランプ大統領は「サメ嫌い」、そのためサメ保護団体に寄付金が集まる 2018年02月02日
千葉で発見された巨大鮫「メガマウス」、捕獲されるも死亡 2017年05月24日
推定年齢392歳という長寿のサメが発見される 2016年08月16日
自撮りはサメよりも人間を殺す 2015年09月26日
※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク
関連キーワード
スポンサードリンク
- 天然記念物オカヤドカリが事件の証拠品に 水族館で預かり中 12/10 18:48
- デンキウナギの放電で周囲の生物に遺伝子の組み換え発生か 名大ら 12/ 9 09:51
- 卵を産む哺乳類「アッテンボロー・ミユビハリモグラ」、60年ぶりに目撃 11/20 08:59
- 札幌の円山公園でゴキブリが繁殖も、公園の外には生息域を広げられない 11/ 2 11:30
- ネコ、マタタビへの依存性ない 10/ 3 08:34