19日上場のKudanは買い気配のままで公開価格の31%高(10時10分現在)

2018年12月19日 10:22

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

■AP(人工知覚)アルゴリズムの研究開発など行い超高PERだが相対的に割安

 12月19日、新規上場となったKudan(くだん)<4425>(東マ)は、コンピュータやロボットの「眼」に相当するAP(人工知覚)アルゴリズムの研究開発、およびライセンス提供などを行い、会社発表の今期・2019年3月期の業績見通し(連結)は、売上高が3億6348万円(前期比77.6%増加)、営業利益は1億494万円(前期は307万円の営業損失)、親会社株主に帰属する当期純利益は1億0059万円(前期は368万円)、1株利益14円99銭を見込む。

 買い気配で始まり、10時10分現在は公開価格3720円を36%上回る5050円で買い先行となっている。まだ初値はついていない。

 公開価格はPER248倍に達するため、割高・割安の計測が不可能といえる。ただ、類似銘柄としては、AI(人工知能)開発のHEROZ(4382)のPERが300倍を超えるため、相対的には割安になる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
ダイヤモンドエレクトリックHDは田淵電機を支援、自動車のEVシフト等でシナジー効果を期待(2018/11/14)
全国保証は第1四半期2ケタ増収増益と好調、4400円どころは下値(2018/10/04)
ウィルは中部圏への活動エリア拡大へ、配当利回り妙味も増す(2018/10/03)
サンコーテクノは反発期待、19年3月期増収増益・連続増配予想で2Q累計2桁増益と順調(2018/11/09)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事