今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆英国のEU離脱を巡る不透明感などからユーロ買いは引き続き抑制される可能性

2018年12月17日 08:55

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記事提供元:フィスコ


*08:55JST 今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆英国のEU離脱を巡る不透明感などからユーロ買いは引き続き抑制される可能性
ユーロ・ドルは、1.0341ドル(2017/01/03)まで下落したが、1.2537ドル(2018/01/25)まで上昇。ユーロ・円は、英国民投票で欧州連合(EU)からの離脱が決定し、一時109円57銭(2016/06/24)まで急落。その後114円85銭(2017/04/17)から137円50銭(2018/2/2)まで買われた。ユーロ圏の景況感悪化や英国の欧州連合(EU)離脱を巡る不透明感は払拭されていないことから、リスク選好的なユーロ買いは引き続き抑制される可能性がある。

【ユーロ売り要因】
・ECBの主要政策金利は来年夏の終わりまで現状維持の公算
・米利上げ継続観測
・英国は合意なしのEU離脱を選択する可能性

【ユーロ買い要因】
・イタリアの財政規律に対する懸念和らぐ
・米長期金利の伸び悩み
・英国は合意なしのEU離脱を回避する可能性《CS》

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