テレコムスクエア、AI自動翻訳機「ez:commu」のレンタル開始 1日540円

2018年12月14日 18:40

印刷

「ez:commu(イージーコミュ)」(画像: テレコムスクエアの発表資料より)

「ez:commu(イージーコミュ)」(画像: テレコムスクエアの発表資料より)[写真拡大]

  • 利用のイメージ。(画像: テレコムスクエアの発表資料より)

 テレコムスクエアは訪日旅行者向けのAI自動翻訳機「ez:commu(イージーコミュ)」を12日より提供を開始すると発表した。ez:commuは32カ国語に対応した、異なる言語の人同士が通訳なしで会話を可能とするオンライン翻訳機である。

【こちらも】ソースネクスト、AI通訳機「ポケトーク」の販売目標を2倍に引上げ

 ez:commuの特徴は、4つの翻訳エンジンに同時にアクセスして翻訳した結果を、AIが判断する点にある。このため、常に最新のボキャブラリーを用いて翻訳を行い、AIが判断を行うため、高い精度での翻訳を実現した。翻訳した結果はez:commuのディスプレイに表示されるが、翻訳した言葉だけでなく、自分が話した言葉も音声認識でディスプレイに表示される。なお、言語は日本語をはじめ、英語、フランス語など、32カ国語に対応しており、渡航先に応じて選択できる。

 デザインに優れている点もez:commuの特徴だ。約72gとコンパクトで機能的な筐体デザインは男性も女性も持ちやすく、2018年度のグッドデザイン賞に選ばれた。メニューはシンプルに色分けされているため分かりやすい。また、操作はボタンを押しながら話しかけるだけのため、老若男女問わず使いやすいものとなっている。

 観光庁のアンケート調査によると、訪日旅行者の旅行中の悩みで多いのが「施設でスタッフとのコミュニケーションが取れない」ことである。特に飲食店や小売店、鉄道駅やターミナル、宿泊施設でのコミュニケーションが取れないことが悩みとなっている。テレコムスクエアは、ez:commuの提供により、訪日旅行者が日本に滞在中のコミュニケーションをスムーズに行うことで、日本でしか味わえない楽しさを体験できるよう、サポートしたい考えだ。

 ez:commuの利用申し込みは、同社が運営しているWi-Fiレンタルの申し込みサイト「Wi-Ho!」より可能。利用料金は1日当たり1台540円(税込)となっている。なお、「AI自動翻訳機ez:commu(イージーコミュ)お試しキャンペーン」として、12日から2019年1月15日(火)までの期間中であれば、レンタル料金が50%OFFで利用可能だ。(記事:まなたけ・記事一覧を見る

関連キーワード

関連記事