日経平均テクニカル:急反落、陰の丸坊主に近く弱地合い警戒

2018年12月4日 18:15

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記事提供元:フィスコ


*18:15JST 日経平均テクニカル:急反落、陰の丸坊主に近く弱地合い警戒
4日の日経平均は8日ぶりに急反落した。昨日に終値ベースで上回ったばかりの75日線に加え、200日線や5日線も下回って引けた。ローソク足は上下のひげが極めて短く胴体の長い「陰の丸坊主」に近い形状となり、明日以降の弱地合い継続が警戒される。一目均衡表では、日々線が雲下限を下回り、転換線は上向きから横ばいに変化したが、基準線は上向きをキープ。遅行線も株価の上方に位置して強気シグナル発生を続けた。ボリンジャーバンドでは、日々線が中心線付近まで下げた。5日終値が中心線を下回れば、昨日の一時+2σ超過をピークとした下落トレンドが示現し、目先は下値を探る流れが強まるリスクに留意したい。RSI(9日)は昨日に過熱圏手前の77.29%に上昇したが、本日は63.47%へ急低下。このまま50%を割り込むとRSIの20%付近までの低下とともに、日経平均は調整色を強めよう。《FA》

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