【銘柄フラッシュ】アイビーシーなど急伸しトシン・グループは2島返還も意識され高い

2018年11月15日 19:47

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

 11月15日は、アイビーシー<3920>(東1)が東証1部の値上がり率1位となり、自社株買いや今9月期からの連結決算への移行などが注目されてストップ高の25.2%高。

 2位はライドオンエクスプレスホールディングス<6082>(東1)となり、第2四半期決算の連結経常利益3割増などが注目されてストップ高の23.4%高。

 3位はオプティム<3694>(東1)となり、第2四半期は各利益とも赤字だったが、「売上は下期偏重」「進捗状況としては売上・利益ともに計画通りであり、業績予想への影響は一切ありません」(決算短信)との表記などが注目され急反発の19.7%高。

 Abalance(エーバランス)<3856>(東2)は第1四半期の連結決算が各利益とも前年同期比で大幅に黒字転換したことなどが注目されて急伸しストップ高の17.7%高。インタートレード<3747>(東2)は赤字継続の9月決算だったが、「海外事業会社との受注合意解約に伴い、既に着手していた開発費用の回収見込みが立たないことにより費用計上した結果、減益」(決算短信より)と理由がハッキリしたとの見方が言われてアク抜け感が強まったようで急反発し6.8%高。

 ソレイジア・ファーマ<4597>(東マ)は「SP-01」(適応症・がん化学療法に伴う悪心・嘔吐)の中国向け販売開始などが好感されて19.0%高と急激な出直り相場。トシン・グループ<2761>(JQS)は業績が底堅く、日露首脳会談で2島返還なら電設資材などに追い風との見方もあり4.9%高と10月の上場来高値に急接近となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【業績でみる株価】FCMは18年3月期大幅増収増益・増配予想で再増額の可能性(2018/02/20)
【株式評論家の視点】日本システム技術は第3四半期営業黒字転換、昨年9月の下値圏に届き値ごろ感(2018/02/08)
カチタスはニトリの家具・インテリア付き中古住宅の販売に期待感、2600円どころが下値圏(2018/02/13)
【編集長の視点】BEENOSは1Q流通総額の高進捗率を手掛かりに売られ過ぎの訂正買いが拡大し続急伸(2018/02/19)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事