日経平均は128円安でスタート、ソニーや日本電産の下げが目立つ

2018年11月12日 09:44

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;22121.70;-128.55TOPIX;1663.89;-9.09

[寄り付き概況]

 11月12日の日経平均は前週末比128.55円安の22121.70円と続落でスタート。9日の米国株式相場でダウ平均は201.92ドル安の25989.30、ナスダックは123.98ポイント安の7406.90で取引を終了。中国経済の減速懸念、10月生産者物価指数が予想を上振れインフレ上昇への警戒感が強まったことに加え、原油相場の下落も嫌気された。シカゴ日経225先物清算値は大阪比145円安の22125円。シカゴ先物にサヤ寄せする格好で売りが先行、しかし寄り付き後は底堅さも意識される展開に。

 売買代金上位では、ソニー<6758>、SUBARU<7270>、日本電産<6594>、村田製<6981>、資生堂<4911>などの下げが目立つ。その他、通期予想を下方修正した三井金<5706>、上期決算及び通期予想の上方修正を発表したダイフク<6383>などに関心が集まっているようだ。セクター別では、非鉄金属、パルプ紙、石油石炭などを筆頭に朝方は全般下落していたが、その後は小幅ながらプラス圏を回復してきている業種が散見されている。《HH》

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