タカラレーベンLEITはKYBの不適合ダンパー設置建物がなく500円高

2018年10月22日 11:01

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■KYBが検査不適切の免震・制振用オイルダンパー対象建物を公表し注目集まる

 タカラレーベン不動産投資法人(タカラレーベンLEIT)<3492>(東LEIT)は10月22日、出直りを強め、10時30分を過ぎては8万8500円(500円高)前後で推移している。KYB<7242>(東1)グループで発生した建築物用の免震・制振用オイルダンパーの検査データ不適切問題を巡り、KYBは10月19日の夕方、該当するオイルダンパーを設置した対象建物70棟(不適合・お客様基準外・不明、10月18日時点で所有者の了解得た物件)を公表。

 これについてタカラレーベンLEITは22日朝、同LEITが資産運用の対象としている建物群には、「不適合の製品が使用されていないことを確認した」と発表し、ひと安心との見方が出ている。

 一方、ヒューリックリート投資法人<3295>(東LEIT)は19日の夕方、同日現在で保有する物件のうち1物件に「性能検査記録データの書き換え行為が行われたとされる認定番号が付された免震オイルダンパーの使用が判明」し、「国交大臣認定の性能基準に適合しない製品に該当するか否かについては、現時点では判明していない」とと発表した。株価は0.2%安となっている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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