ライフ RSS

 

ジェネリック医薬品が選ばれない理由、安全性や効果への疑い

2018年10月18日 22:54

小

中

大

印刷

記事提供元:スラド

 先行品よりも価格が安く、医療費削減のために積極的な利用が推進されているジェネリック医薬品だが、山梨県ではその利用率が低迷しているという。同県がその対策のため調査を行なったところ、ジェネリック医薬品が使われない理由として「患者が新薬を希望するから」との回答が医師や薬剤師から得られたそうだ(読売新聞)。また、患者や保護者への調査ではジェネリックを利用したくない理由として「安全性が心配」(76.9%)、「効果が心配」(46.2%)といった回答が多かったという。

 山梨県では15歳(一部は18歳)までの子供の医療費が無料化されているが、そのため先発品を使いたいと考えているというのもある模様。山梨県のジェネリック医薬品の処方率は64.0%で、全国ワースト2位だそうだ。

 ジェネリック医薬品について懐疑的な声はネットにもあり、この記事に対するはてなブックマークコメントでもジェネリック医薬品は有効成分は同じでも添加物等が異なるから先発品と完全に同じではない、実際に効きが悪いと感じたから使いたくないという意見や、ジェネリック医薬品は安全性に対し疑問があるという意見なども出ている。安全性や効果などに対し懐疑的な傾向は山梨県だけの話ではないようだ。

 スラドのコメントを読む | 医療

 関連ストーリー:
FDA、エピペンのジェネリックを初承認 2018年08月20日
「一晩で50倍以上値上がりした薬」、別の製薬会社が大幅に安い同種の薬剤を開発 2015年10月27日
インド特許庁、癌治療薬ソラフェニブのジェネリック薬を許諾、97%もの価格引き下げに 2012年03月16日
ジェネリック医薬品と新薬、どっちを使う? 2007年05月21日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード山梨県ジェネリック医薬品

広告

広告

写真で見るニュース

  • (c) 123rf
  • 第59回ルマン24時間耐久レース優勝車 マツダ787B(画像: マツダ許諾済み)
  • 重力レンズ効果を受ける前のクエーサー「MG J0414+0534」の本来の姿 (c) ALMA (ESO/NAOJ/NRAO), K. T. Inoue et al.
  • 太陽と地球と月。
  • (c) 123rf
  • 1054年の超新星爆発 SN1054 の超新星残骸である「カニ星雲」の写真。野本氏らが1982年に発表した論文では、SN1054は太陽の約9倍の質量の星が、電子捕獲を引き起こしたことで生じた超新星爆発であることを示唆しているが、今回の研究結果は、この特徴をシミュレーションからでも説明できることを示唆する。(c) NASA、ESA、J. DePasquale (STScI)、and R. Hurt (Caltech/IPAC)
 

広告

ピックアップ 注目ニュース