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東北大や東ガスら、全身持久力が高血圧発症リスクを低下させることを発見

2018年10月11日 08:06

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全身持久力基準の達成回数と高血圧発症リスクとの関係(画像: 東北大学発表資料より)

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 東北大学と東京ガスおよび医薬基盤・健康・栄養研究所とは共同で勤労者男性6,653人を23年間追跡調査して、全身持久力の基準を3年以上達成しているグループは、達していないグループと比較して高血圧の発症リスクが低くなることを発見した。全身持久力とは体力を構成する要素の一つで、持久力やスタミナとも呼ばれており、ランニングやジョギング、サイクリングなどの有酸素運動で高めることができる。

 全身持久力の基準は、2013年に厚生労働省が公表した「健康づくりのための身体活動基準2013」(以下、身体活動基準)で設定されており、男女それぞれの年齢層別に運動強度の基準値として示されている。例えば40台男性では、10メッツの運動を3分継続できると、十分な全身持久力(体力)があるとみなせるとされている。10メッツ3分の運動は、ランニングなら毎時10kmの速度を3分間継続するのに相当する。「身体活動基準」では、基準値の50~75%の強度の運動を習慣的に(1回30分以上、週2日以上)行うと、安全かつ効果的に基準の全身持久力を達成・維持することができるとされている。

 「身体活動基準」には、生活習慣病等を発症するリスクを低減させるために、個人にとって達成することが望ましい身体活動の基準等が記載されている。今回の調査から、この設定されている全身持久力の基準が、高血圧の予防に対しても有効であることが証明され、今後の運動指導や保健指導等の現場でも役立つ知見となった。この調査結果は、9月17日に、Journal of Hypertension(電子版)に掲載された。

関連キーワード厚生労働省東京ガス東北大学

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