ベストワンドットコムはほぼ底値圏、19年7月期大幅増収増益予想

2018年10月10日 09:02

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 ベストワンドットコム<6577>(東マ)はクルーズ旅行・船旅専門のオンライン旅行会社である。19年7月期大幅増収増益予想である。株価は上場来安値を更新したが、ほぼ底値圏だろう。

■クルーズ旅行専門のオンライン旅行会社

 18年4月東証マザーズに新規上場した。クルーズ旅行・船旅専門のオンライン旅行会社である。クルーズ旅行予約サイト「ベストワンクルーズ」運営を主力に、ハネムーンクルーズ専門サイト「HUNEMOON」も運営している。16年3月子会社化したファイブスタークルーズは高級船専門の「ファイブスタークルーズ」を運営している。

 18年5月には外国人に特化した人材紹介業のWonderwallに出資、18年9月には旅行情報サイト運営のトラベルブックに出資した。

 収益面では、5月のゴールデンウィーク期間と7月~9月の夏休み期間に取り扱いが集中する特性がある。

■19年7月期大幅増収増益予想

 19年7月期連結業績予想は、売上高が18年7月期比36.7%増の21億70百万円、営業利益が27.8%増の1億54百万円、経常利益が30.1%増の1億50百万円、純利益が29.3%増の1億円としている。海外クルーズ乗車券の販売が伸長して大幅増収増益予想である。なおインバウンドおよび新規事業等は織り込んでいない。

■株価はほぼ底値圏

 株価は10月9日に9080円まで下押して上場来安値を更新したが、ほぼ底値圏だろう。10月9日の終値は9280円、今期予想連結PERは約57倍、時価総額は約57億円である。売り一巡して反発を期待したい。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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