災害現場でドローンから映像を送信 ドローンラボが共同実験

2018年10月2日 11:12

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ドローンからの映像送信の実験を行うメンバーら(写真:ドローンラボの発表資料より)

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 ドローンを使ったビジネスを展開するドローンラボ(東京都江東区)は、災害地での救命・支援活動で、ドローンが撮影した映像を災害対策本部などに直接送信するための実験を、映像圧縮伝送サービスを手がける天馬諮問(東京都新宿区)と共同で開始した。ドローンが撮影した映像を直接、活動拠点に送信できるようになれば、人が入れない災害地の状況もリアルタイムで把握できるようになり、救命・支援活動の迅速化につながりそうだ。

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 天馬諮問は、救急車から患者や生体モニターの画像を、携帯電話回線を通じて医療機関に送信する「災害・救急自動車映像伝送システム」を開発。医療機関が救急車から送られる映像を元に受け入れ態勢を迅速に整えることができるようになるなどの成果を上げている。今回の実験では、同システムを応用し、ドローンが撮影した映像をそのまま現場から離れた場所にある拠点にスムーズに転送できるかを実験する。

 ドローンラボは、ドローンビジネスの創造を目的に2016年、設立され、プロのドローン操縦士を育成する一般社団法人ドローン大学校を運営している。現在、東京・名古屋・岡山・福岡の4カ所にキャンパスを構え、これまで300人以上の生徒がドローンの操縦を学んできた。

 最近は災害現場での被害状況の確認のためドローンが使われるようになり、自衛隊や消防隊も積極的に活用している。今年は北海道胆振東部地震や台風21号などの自然災害が相次いだが、こうした災害現場でも救助・支援活動にドローンが大いに貢献しているという。そこで、同社では撮影した映像を、ドローンから直接、活動拠点に送信することができれば、現場の隊員と本部スタッフが情報をリアルタイムで共有でき、効率的な活動ができるのではないか、と考えた。

 同社では「災害支援活動や救命活動において、ドローンでの現場確認は大いに役に立つ。さらにドローンを有効に活用できるよう実験を進めたい。既にドローン大学校では、消防隊員らへのトレーニングも行っているが、いずれは映像の伝送技術についても指導できるようにしていきたい」としている。

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