【株式市場】円安進み日経平均は415円高まで上げて約27年ぶりの高値に進む

2018年9月28日 12:08

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均は2万4202円40銭(405円66銭高)、TOPIXは1824.04ポイント(23.93ポイント高)、出来高概算(東証1部)は6億6786万株

 9月28日(金)前場の東京株式市場は、米国金融政策当局の利上げスケジュール発表などを受けて1ドル113円台に円安が進み、株価指数の先物が先行高し、日経平均は283円高で始まった。住友商事<8053>(東1)なども高く、日経平均は前引けにかけて415円08銭高(2万4211円82銭)まで上げ、取引時間中としては1991年11月以来、約27年ぶりの高値に進んだ。前引けも405円66銭高(2万4202円40銭)。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も高い。

 JCRファーマ<4552>(東1)が業績見通しの増額修正などを材料に急伸し、ライフネット生命保険<7157>(東2)は米金利上昇などによる資金運用環境の改善期待が言われて高い。大村紙業<3953>(JQS)はニンテンドースイッチの紙製組み立てキット「ラボ」に関する新展開があるのでなないかとされてストップ高。

 28日、東証1部に13年ぶりに再上場となったワールド<3612>(東1・売買単位100株)は、9時9分に公開価格2900円を5%下回る2755円で売買が成立し初値がついた。その後2779円まで上げ、前引けは2685円。また、フロンティア・マネジメント<7038>(東マ・売買単位100株)は前場、買い気配のまま初値が付かず、前引けは3860円の買い気配(公開価格2260円の71%高)。

 東証1部の出来高概算は6億6786万株。売買代金は1兆2812億円。1部上場2105銘柄のうち、値上がり銘柄数は1788銘柄、値下がり銘柄数は271銘柄となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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