新型アルピーヌ A110のカタログモデル、予約受付を開始

2018年9月22日 16:52

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アルピーヌ A110ピュア(画像はルノーの発表資料より)

アルピーヌ A110ピュア(画像はルノーの発表資料より)[写真拡大]

  • アルピーヌ A110ピュア(画像はルノーの発表資料より)
  • アルピーヌ A110ピュア(画像はルノーの発表資料より)
  • アルピーヌ A110リネージ(画像はルノーの発表資料より)
  • アルピーヌ A110リネージ(画像はルノーの発表資料より)

 アルピーヌ・ジャポンは、新型アルピーヌ A110のカタロググレード、「ピュア」と「リネージ」の販売開始に先立ち、9月25日~10月24日までの間、同社のオフィシャルウェブサイトで先行予約を受け付けることを発表した。価格は790万円からとなっている。

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■限定車は抽選に

 すでに、6月には限定車「プルミエール・エディション」の予約を開始していたが、日本に割り当てられた50台という限定台数を大幅に上回る希望者が殺到したために抽選となっていた。今回、この新型アルピーヌ A110に、「ピュア」と「リネージ」というのふたつのグレードが登場したことで、限定車の抽選にもれた人も含め、少しでも早く手に入れたい人が殺到するのは間違いない。

■伝統と最新技術を融合させた新型アルピーヌ A110

 新型アルピーヌ A110は、1970年代に軽量とフットワークの良さを活かして、ラリーで大活躍したした「A110」を彷彿とさせるエクステリアが、熱心なアルピーヌファンを魅了する。

 アルミ製ボディや重量を削ったパーツの採用による徹底した軽量化、直列4気筒1.8Lエンジンをミッドシップ・レイアウトに搭載したコンパクトなボディと、前後ダブルウィッシュボーンサスペンションの組み合わせによる正確なハンドリングに安定性など、伝統に最新技術を融合させ、現代に復活させたフレンチスポーツカーとなる。

■ピュアスポーツの「ピュア」

 「ピュア」は、軽量、コンパクト、そして俊敏性が際立つ、車とドライバーが一体となる感覚でドライ ビングが楽しめるエントリーモデル。Sabelt(サベルト)製の軽量モノコックバケットシート、鍛造18インチアロイホイール、フロントソナー、そしてリヤカメラなどが装備される。上級装備は採用されず、純粋に走りを堪能できるためもっともリアルな「A110」と言える。

■使い勝手と快適性も加わる「リネージ」

 「リネージ」は、「A110」の持つ優れた走行性能に加え、洗練されたデザインと快適性が特長。使いやすさや長距離ドライブにも適応するモデルとなっている。「リネージ」には、同じSabelt(サベルト)製でも「ピュア」とは異なり、高さ調整・リクライニング機能のついたラウンレザースポーツシートを採用。また、先代アルピーヌ 「A110」を彷彿とさせる18インチアロイホイール、FOCAL (フォーカル)製軽量サブウーファー、フロントソナー、リアカメラ等が装備される。

■うんちくを語る権利も含めて790万円は格安!

 人気が出た要因には、右ハンドルで790万円からという価格設定によることも多い。これだけのパフォーマンスを誇り、歴史を感じられるモデルがポルシェより格安で手に入るのだ。そしてこれは、オーナーが「A110」のうんちくを語る特権も含めてだ。

□メーカー希望小売価格(税込)

アルピーヌ A110 ピュア:790万円~811万円
アルピーヌ A110 リネージ:829万円~841万円(記事:田中秀雄・記事一覧を見る

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