瀬戸内海を航行するサイクルシップの名称は「ラズリ」に 10月就航

2018年9月21日 08:55

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10月からしまなみ海道エリアに就航するサイクルシップ・ラズリ(写真: せとうち観光推進機構)

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 瀬戸内海の観光活性化のために今年秋から就航する、自転車をそのまま持ち込める旅客船「サイクルシップ」の愛称が「サイクルシップ・ラズリ」に決定したと、船舶を保有する瀬戸内チャーター(広島市)が20日、発表した。船は、10月に開催される国際サイクリング大会「サイクリングしまなみ2018」に合わせてデビューする予定で、その後は広島県尾道市の尾道-瀬戸田(生口島)間で定期就航するほか、貸し切りチャーター船としても活用される。

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 サイクルシップは現在建造中で、旅客定員75人。約50台の自転車を積載でき、高級自転車も安心して載せられるよう保護シートがついているほか、自転車の整備工具の貸し出しも行う。瀬戸内海の島々を経て尾道市と愛媛県今治市を結ぶ「しまなみ海道(西瀬戸自動車道)」は、自転車でも走行できることから海上を渡るサイクリングロードとして観光客や自転車愛好家の人気が高く、サイクルシップ就航は観光振興に貢献するものとして期待されている。

 同社によると、愛称の「ラズリ」はペルシア語で「青」を意味し、古代から直観力と想像力を高める力がある「聖なる色」とされてきた。しまなみ海道も「サイクリストの整地」と呼ばれることから、海や島、サイクリングロード(ブルーライン)を船がつなぐイメージから名付けたという。

 同社は、瀬戸内地域の観光事業を支援する瀬戸内ブランドコーポレーション(広島市)とJR西日本イノベーションズ(大阪市北区)、瀬戸内観光活性化ファンドが出資して、サイクルシップの保有と活用を目的として2018年3月に設立。サイクルシップはしまなみ海道周辺で複数の旅客航路を運航する瀬戸内クルージング(尾道市)に貸し渡すことになっている。

 ラズリは、サイクリング大会が開催される10月28日に貸し切りチャーター船としてデビュー。前日の27日には、先着30人限定の体験クルーズを2コース実施する。体験クルーズの申し込み受付は28日10時から。尾道―瀬戸田間の定期航路就航開始は11月の予定。

体験クルーズの詳細は販売サイトへ。また、貸し切りチャーターの予約は20日から始まっており、問い合わせは瀬戸内クルージング(電話0848・36・6113)へ

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