日経平均は52円安でスタートもプラス転換、上げ幅を3ケタに広げ推移

2018年9月18日 10:01

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;23042.19;-52.48TOPIX;1725.88;-2.73


[寄り付き概況]

本日の日経平均は前営業日比52.48円安の23042.19円と反落して取引を開始したが、直後にプラス転換している。17日の米国株式市場ではNYダウ、ナスダックともに下落。トランプ政権が中国製品2000億ドル相当への関税引き上げを示唆したことから、貿易摩擦懸念が高まり売られる展開となった。実際に米政権は17日、24日に関税を発動すると発表したが、東京市場では悪材料出尽くしと捉えられたようだ。日経平均は前週末におよそ7カ月半ぶりの高値を付けており、売り方の買い戻しも強まっているようだ。足元では上げ幅を3ケタに広げ推移している。

セクター別では、電気機器、情報・通信業が下落している一方で、鉄鋼や保険業、石油・石炭製品、化学は上昇。売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>や東京エレクトロン<8035>、村田製作所<6981>などが売られている反面、武田薬品<4502>や任天堂<7974>、パナソニック<6752>は買われている。《US》

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