米国株見通し:NAFTA再交渉をめぐる協議再開も不透明感

2018年9月5日 18:33

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記事提供元:フィスコ


*18:33JST 米国株見通し:NAFTA再交渉をめぐる協議再開も不透明感
S&P500先物  2887.75(-10.50) (18:15現在)
ナスダック100先物  7604.00(-34.75) (18:15現在)


 18時15分時点のグローベックス米株式先物市場で、S&P500先物とナスダック100先物は軟調推移。NYダウ先物は前日比115ドル安程度で推移している。欧州株式市場は全面安。時間外取引のNY原油先物は前日比0.75ドルほどの下落で推移。こうした流れを受け、5日の米株式市場は売り先行で始まりそうだ。


 米国とカナダとの北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉をめぐる協議が再開されるが、両国首脳の直近の発言からは決裂もやむなしとの姿勢が感じられ、先行き不透明感は強い。メキシコのグアハルド経済相は、「米国とカナダがNAFTA再交渉をめぐる協議で7日までに合意に至ると期待」、「7日を過ぎるとタイムフレームが一段と複雑になる」と述べている。NY原油先物は、ハリケーンゴードンによる米国の石油生産への影響は軽微との見方や、原油先物の受け渡し拠点オクラホマ州クッシングの在庫増加の観測から売りが優勢になっており、軟調推移が予想される。


 本日発表となる米経済指標は、7月貿易収支で502億ドルの赤字が予想される。5月分までは3カ月連続で赤字が縮小したが、6月分から赤字が拡大し、7月はさらに拡大が見込まれる。米国とカナダがNAFTA再交渉の協議を再開するややデリケートなタイミングでの赤字拡大となれば、株式市場にはネガティブな材料となる可能性がある。《KK》

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