NY為替:米・メキシコの二国間協定合意でユーロ買い強まる

2018年8月28日 06:37

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記事提供元:フィスコ


*06:37JST NY為替:米・メキシコの二国間協定合意でユーロ買い強まる
27日のニューヨーク外為市場でドル・円は、110円95銭まで下落後、111円12銭まで反発し、111円07銭で引けた。朝方発表された米7月シカゴ連銀全米活動指数、8月ダラス連銀製造業活動指数の悪化でドル売りが優勢となったが、米国とメキシコが貿易協定で合意したため、貿易摩擦への懸念が緩和しリスク選好の円売りが優勢となった。

ユーロ・ドルは、1.1626ドルから1.1694ドルまで上昇し、1.1678ドルで引けた。米国とメキシコとの二国間協定での合意形成を受けて、メキシコペソや、カナダドルに対するドル売りが広がったことを意識してユーロ・ドルの取引でもユーロ買いが優勢となった。ユーロ・円は、129円06銭から129円84銭まで上昇。ポンド・ドルは、1.2863ドルから1.2901ドルまで上昇した。ドル・スイスは、0.9828フランから0.9788フランまで下落した。《MK》

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