IoTで暑さ指数を視える化、保育園の熱中症対策に活かす NTTらがトライアル

2018年8月22日 11:31

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センサー設置の様子。(画像: 発表資料より)

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 NTT西日本やきりん保育園らは21日、暑さ指数の計測および視える化による熱中症対策を講じるため、そのトライアルを実施すると発表。暑さ指数を正しく把握し、園児が過ごしやすい場所を整備しようという取り組みだ。

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 暑さ指数は気温と湿度、そして日光や照り返しなど周辺の熱環境を考慮した熱中症予防のための指標で、日射量や地面の素材などによっても変わる。身体の小さい園児は大人に比べ、地面からの照り返しなどの影響をより強く受けている可能性が高い。

 そこで状況を改善すべく、今回のトライアル実施を決定した。トライアル期間は8月21日から9月30日の予定である。

 トライアルは保育園の屋内外6カ所に計測センサーを設置して行う。地面素材や照り返し、風通し、高さなど環境の異なる場所に設置し、それぞれの場所で測った暑さ指数の変化を比較、分析する。計測した暑さ指数はIoT用ネットワークを通じデータとして蓄積され、視える化アプリケーションによって保育室内のタブレットから確認できる。

 そうして暑さ指数を視える化したらそれを保育活動にどう活かすかを検証し、また計測値を指標として屋内外環境の改善も図る。例えば散水など、園児を取り巻く環境を向上させる手段を検討する。加えて園児が感じる暑さがわかるような、その背丈に合ったセンサーの設置方法、設置場所などについてのノウハウも積み上げる。

 今回のトライアルに参加するのはきりん保育園、NTT西日本、NTTフィールドテクノ、SKT、フジクラの5社となっている。今後は次年度に向け、幼稚園や保育園、小学校、公園といった各所への展開を進めていく同時に、福岡市内の広域IoTネットワークサービス「Fukuoka City LoRaWAN」対応も行う。(記事:小椋恒示・記事一覧を見る

関連キーワードIoT(Internet of Things)福岡市熱中症

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