8月17日のNY為替概況

2018年8月18日 04:13

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記事提供元:フィスコ


*04:13JST 8月17日のNY為替概況
 
 17日のニューヨーク外為市場でドル・円は、110円32銭まで下落後、110円66銭まで上昇し110円60銭で引けた。

トルコ裁判所が拘束中の米国人牧師釈放を却下したほか、トルコの祝日を来週に控えてトルコリラ売りが再燃し、トルコ危機悪化懸念にリスク回避の円買いが優勢となった。また、予想を下回った米8月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値でドル売りにも拍車がかかった。その後、米中が貿易摩擦解消や首脳会談に向けて構想を練っているとの報道が伝わると、リスク回避の動きが後退。米債利回りも上昇に転じドル買いが再燃した。

ユーロ・ドルは、1.1380ドルから1.1445ドルまで上昇し、1.1440ドルで引けた。

ユーロ・円は、125円58銭まで下落後、126円59銭まで上昇。

ポンド・ドルは、1.2708ドルから1.2750ドルまで上昇した。

ドル・スイスは、0.9933フランまで下落後、0.9961フランまで上昇した。


  [経済指標]

・米・7月景気先行指数:前月比+0.6%(予想:+0.4%、6月:+0.5%)・米・8月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値:95.3(予想:98.0、7月:97.9)・米・8月ミシガン大学1年期待インフレ率速報値:2.9%(7月:2.9%)・米・8月ミシガン大学5−10年期待インフレ率速報値:2.5%(7月:2.4%)

 《KY》

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