米国の空港でスキャンされた顔画像、運用方法に規定なし

2018年8月16日 23:08

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記事提供元:スラド

taraiok曰く、 米国では顔認識技術を使った本人確認を導入する空港が増えており、そのため国際線への搭乗は簡単になりつつある。しかし、MITで顔認識技術を研究しているJonathan Frankle氏によると、ここでスキャンされたデータがどう管理され、どう利用されているかについては懸念があるという(The New York TimesSlashdot)。

 航空会社が収集したデータは、出国した乗客の身元を確認するために使用されるほか、長期不法滞在する外国人の追跡などにも使われる。そのため、スキャンされた乗客の顔データは税関や国境保護局に送られ、生年月日やパスポート、フライト情報などの個人識別データとセットで保存されるという。

 ここで取得されたデータは米国土安全保障省によるTraveler Verification Service(旅行者確認サービス)と呼ばれるプログラムに参加する少数の企業によって管理されており、データ保護が明示的に保証されている。しかし、このプログラムに参加する企業がそのデータを使用したり保管したりする方法についての規定は設けられていないそうだ。そのため、旅行者の個人情報が販売されたり、乗客の居場所を追跡するために使用されるなどの誤用・乱用が見られるという。

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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

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