新しい図形「scutoid」とは?

2018年8月4日 12:09

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記事提供元:スラド

headless曰く、 上皮細胞が複雑な立体構造を作る際、従来考えらえていたのとは異なる形状の細胞ができることが判明し、この形状に図形として「scutoid」という名前が付けられた(論文リーハイ大学によるニュースSlashGearThe New Yorker)。

 これまで上皮細胞は柱状や錐台状に変形して複雑な立体構造の部品になると考えられていた。研究ではボロノイ図を応用した計算モデルにより、組織の曲がりが大きくなるにつれてscutoid形状の細胞が増加していくことを発見。ショウジョウバエなどを使用した実験を通じ、実際の細胞もscutoid形状になることを確認している。このような形状を用いることで、エネルギー消費を最低限に抑え、形状を安定化できると研究グループは考えているとのこと。

 scutoidは2つの底面上以外に少なくとも1つの頂点を持ち、曲面を呈する形状と定義されている。つまり角柱または角錐台の頂点部分を少なくとも1か所斜めに切り落とした形となる。香水や蒸留酒のボトルにありそうな形だが、図形としての名称はついていなかったそうだ。研究グループは形状がコガネムシ等の前胸背板(scutum)/小楯板(scutellum)と前翅を想起させることからscutoidと命名した。なお、ショウジョウバエの突然変異でScutoidと呼ばれるものもあるが、これとは関係ないようだ。

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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

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