実店舗での買い物、現金主流は61% 「現金に慣れており不便を感じない」

2018年8月1日 17:44

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 ネットプロテクションズが31日に発表した「キャッシュレス決済に関する意識調査」によると、約6割の人が、実店舗での買い物で現金を最も利用する決済方法に選んでいた。

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 調査は2018年5月2~7日の間インターネット上で実施され、全国の男女1,261名から回答を得た。

■ 実店舗での買い物は現金が主流61%

 実店舗での買い物に、最もよく利用する支払い方法として現金を利用する人は61%と半数以上を占めた。対してキャッシュレス決済は、クレジットカード決済28%、デビットカード決済2%、プリペイド決済5%と合計して35%。

 なぜ半数以上が現金を利用するのか。その理由について57%が「現金に慣れており不便と感じない」と答えた。次いでクレジットカードへの不安や心配をあげている。「クレジットカードは使いすぎる心配がある」36%、「クレジットカードを持っていない・持ち歩かない」26%、「クレジットカードにはセキュリティへの不安がある」26%。

■現金利用者に聞く「持ち合わせ不足時の行動」と「QRコード決済」

 持ち合わせがない際、現金利用者はどうしているか。最多は「買い物をやめた」で38%。次いで「現金以外の決済方法で買い物をした」27%、「品数を減らした」25%となっており、約4割が他の決済方法を選ぶよりは買い物自体を中止する判断に至ったと分かる。

 QRコード決済を知っているかについては、「はい」43%、「いいえ」57%。「はい」と答えた人に「QRコード決済の利用に抵抗があるか」について尋ねると、「全く抵抗がない」「あまり抵抗がない」「どちらかといえば抵抗がない」が合わせて49%、「やや抵抗がある」「非常に抵抗がある」は合わせて51%。若干だがQRコード決済に抵抗を持つ人の方が多い。

■実店舗で利用してみたい決済方法の1位は「後払い決済」

 実店舗で利用してみたい決済方法を聞くと、「後払い決済」36%、「クレジットカード決済」26%、「デビットカード決済」16%、「プリペイド決済」12%。
 
 「後払い決済を利用したい」と回答した人に理由を尋ねると、「クレジットカードを使わずとも後から支払いできる」66%、「購入時に持ち合わせがなくとも買い物できる」43%、「後払いの際に現金を利用できる」40%。ここでもクレジットカード利用へのためらいと現金利用への意向が見て取れた。

 政府は「2025年時のキャッシュレス決済比率40%」という目標を立てているが、現状はまだ現金が主流のようだ。(記事:楽趣みくす・記事一覧を見る

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