豪雨でしまむらは売り上げダウン、ニトリは好調 小売各社7月度売上

2018年7月29日 10:04

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 小売各社が7月度(6月21日~7月20日)の売上を発表し、ライトオンやしまむらが大雨により客数が伸び悩みんだことで売上不振につながった一方、プラントやクスリのアオキ、ニトリは影響を少なめに抑えて好調な売上を続けていることが分かった。

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■ライトオンは夏物好調も客数伸び悩み

 23日、ライトオンが7月度の月次売上高前年比情報を発表した。前年同月比で、既存店売上高が98.1%、客数が97.1%、客単価が97.1%、全店売上高が96.9%、客数が96.4%、客単価が100.5%だった。

 平均気温が高かったことで夏物商品が好調だったものの、「平成30年7月豪雨」の影響もあり、客数が伸び悩んだ。

■しまむらも客数ダウン

 しまむらも7月度の売上速報を発表している。前年同月比で、既存店売上が88.8%、全店売上高が91.0%、客数が94.4%、客単価が96.4%だった。大雨については、7月8日から「営業休止店舗のご案内」を発表しており、中国地方の店舗を中心に一部営業休止があった。

 ライトオンと同様に、月度下旬に真夏日が多かったこともあり、水着やUV対策グッズなどの夏物商品が好調だった一方で、豪雨に加えて酷暑の影響もして、客足が伸び悩んだ。

■プラントは豪雨の影響小さく

 25日、北陸や関西を中心に「PLANT」「みった」などを展開するプラントが、7月度の月次営業報告を発表した。前年同月比で、既存店売上高が101.1%、客数が98.8%、客単価が102.4%、全店売上高が103.3%、客数が100.9%、客単価が102.4%だった。

 台風7号や西日本を中心とした豪雨の影響などから売上・客数が伸び悩みんだものの、既存店客数は6月:94.5%→7月:98.8%、全店客数も6月:97.0%→7月:100.9%と上昇している。また、月度後半は、晴天・高温の日が続いたことから飲料やアイスクリーム、夏物家電、レジャー用品といった季節商品が伸び、豪雨の影響を補ったようだ。

■クスリのアオキは客数微減も売上好調

 27日、北陸・中部地方で展開するクスリのアオキホールディングスが7月度の月次営業速報を発表した。前年同月比で、既存店売上高が100.8%、客数が101.4%、客単価が99.4%、全店売上高が111.7%、客数が114.6%、客単価が97.5%だった。

 同社は7月時点で471店舗を展開しており、岐阜県にも47店舗を保有している。詳細は発表されていないが、既存店客数は6月:101.9%→7月:101.4%、全店客数は6月116.6%→7月:114.6%と、どちらも微減に留まっており、好調な売上が続いている。

■ニトリは客数増加で売上好調

 ニトリも7月度の月次売上高を発表している。前年同月比で、既存店売上高が106.4%、客数が102.4%、客単価が103.9%、全店売上高が110.3%、客数が108.6%、客単価が101.6%だった。

 既存店客数は6月:95.5%→7月:108.6%、全店客数は6月:102.0%→7月:108.6%と、どちらも大きく伸びている。猛暑によって寝具、ラグ、機能性カーテンが好調だった他、家具引き取りサービス実施で家具全般が好調だったという。

 ニュースリリースでは、7月6日に「西日本を中心とした豪雨の影響について」として一部の遅延を、7月16日に「店舗営業状況のお知らせ」として愛媛県にある大洲店の営業再開などを伝えているが、売上への影響は発表されておらず、大きな影響は無かったようだ。(記事:県田勢・記事一覧を見る

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