「スマホ・ネイティブ」世代は情報を「引き寄せる」

2018年7月12日 09:59

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「情報をためる、情報がたまるようにする」2つからなる「情報引き寄せ」
(写真:博報堂DYメディアパートナーズ発表資料より)

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 博報堂DYメディアパートナーズの「メディア環境研究所」、博報堂の「買物研究所」、D.A.コンソーシアムホールディングスの「広告技術研究室」は、10代~20代のいわゆる「スマホ・ネイティブ」と他年代との行動を比較分析、スマホ・ネイティブの大半が、情報をためる行動である「情報引き寄せ」を実施していることが分かった。

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 調査は、15歳から69歳のスマートフォン所有者3,412人を対象として、3月9日から19日に行われた。

■スマホ・ネイティブの81.3%が「情報引き寄せ」を実施

 今回の調査では、「情報引き寄せ」の行為を、「とりあえず情報をためる」と「自然に情報がたまるようにする」の2種類に分類。「とりあえず情報をためる」では、『欲しい物や行きたい場所等良いと思ったものはスクリーンショットやメモで保存』『SNSで気になる情報や画像を見つけたらその投稿を保存』など5個、「自然に情報がたまるようにする」では、『動画サイトで面白い動画を見たらチャンネルを登録』『SNSで少しでもいいと思った企業や公式のアカウントは気軽にフォロー』『今いる場所のおすすめ情報が集まるようアプリの位置情報をオン』など7個の質問をそれぞれ用意。

 合計12の行動の中から1個以上を実行する人を、「情報引き寄せ実施者」としてその割合を見ると、全体では70.6%だった一方、15~29歳の「スマホ・ネイティブ」世代では、81.3%と8割を超えた。スマホ・ネイティブの中でも、男性は74.0%だったが、女性は88.6%と、特に女性で高い数字が見られた。

 この結果から調査では、自身が気になった情報を“スクショ”や“SNS”で、とりあえず「ためる」行動は今や当たり前となっており、そこから、“フォロー”したり、積極的に“いいね”することで、『自分に有益な情報』が自然に「たまるようにする」行動が、若年の特に女性層を中心に生まれていると分析している。

■「情報引き寄せ高実施層」は行動の意思決定スピードが高速化

 調査では、前述した12の質問のうち、6個以上実施する層を「情報引き寄せ高実施層」としているが、その特徴として、行動の意思決定が「高速化」していることが判明したという。

 「この2~3年で、見たい番組やコンテンツを選択するスピードに変化はあったか?」との問いに対して、15~29歳のうち、全体では32.3%が早くなったと回答した一方、「情報引き寄せ高実施層」では55.0%が早くなったと答えている。調査対象の全年代で見ても、全体で25.0%に対して、「情報引き寄せ高実施層」では52.1%が早くなったと回答。

 また、「買い物をするときに商品を選ぶスピード」に関しては、15~29歳のうち、全体では27.7%に対して、「情報引き寄せ高実施層」では44.2%が早くなったと答えている。(白詰なでしこ)

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