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「阿波踊り」もクラウドファンディングの活用はどうか

2018年7月2日 15:34

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阿波おどり会館 (c) 123rf

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 日本の三大「流し踊り」をご存知だろうか。最もポピュラーなのは先に4億円超の累積赤字解消をめぐり徳島市と「市観光協会」が対立、訴訟問題になり一時は今年の開催(8月12日~15日)が危ぶまれた『阿波踊り』。徳島新聞の3億円の寄付などもあり主催団体「阿波おどり実行委員会」の手で今年も開催は決まった。岐阜県郡上市の『郡上踊り』も、そのひとつ。そしていま一つが青森県黒石市の『黒石よされ』。見てきたように記すと「エッチャホー、エッチャホー」の掛け声に合わせ市内中心部を踊り歩く伝統行事。毎年8万人からの観光客が集まっている。

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黒石よされ、は「市の補助金と企業の協賛金」で運営されてきた。だが地場経済の低迷で企業からの協賛金集めも難しい局面を迎えていた。地方(じかた)と呼ばれるはやし方が乗る台車の整備ひとつをとっても、相応の資金がいる。どうしたものか。立ち上がったのは地元・青森銀行だった。サイトを運営する専門会社の協力を得て、クラウドファンディングによる資金調達に乗り出したのである。

クラウドファンディング型資金調達とは周知の通り、専門仲介会社のサイト(パソコン)を介して広範に資金を集めるという方法。ベンチャー企業などが新規事業の資金集めとして広がりを見せ始めている。資金の拠出側は投資収益金を得るわけではない。見返りとして手にするのは、金額に応じて決められたサービス。

黒石よされ、はこの資金調達の道を選んだ。7月20日までに、50万円を集める計画とか。6月20日時点では約20万円が集まったという。満額調達を祈るばかりだが、ちなみに資金拠出者にはこんなサービスが用意されているという。

「3000円:黒石よされ、のステッカー5枚」「6000円:黒石よされ、のCD」「1万円:CD&地元の温泉入浴チケット」「3万円:Tシャツとペアでの古民家2階の桟敷席での弁当付き観覧」「5・10万円:市内の板留温泉・落合温泉のペア宿泊券」。

 来年は「阿波踊り」も、クラウドファンディングでの資金調達を考えてみてはどうだろうか。(千葉明)

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