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Twitter、「Smyte」のサービスを買収発表の数十分後に停止 批判を浴びる
Twitterが6月21日にSmyteという企業を買収したのだが、買収後すぐに同社サービスの提供を猶予なしに終了して顧客から批判を浴びている(TechCrunch)。
TechCrunchの記事に利用者のTweetがまとめられているが、これによると6時に買収を発表し、その数分後に顧客にサービス終了を通知、6時30分にはAPIへのアクセスができなくなったという。
Smyteは2014年にInstagramやGoogleのエンジニアによって設立された企業で、嫌がらせやスパム投稿を検出・防止したり、フィッシングやさまざまなデジタル不正行為を防ぐサービスを提供していた。同サービスはIndiegogoなどが使っていたという(Fortune)。
TwitterはブログでSmyteの技術をTwitterでの不正行為防止に活用すると述べているが、Smyteのサービスの今後についてはここでは触れていない。
同サービスを利用していたnpm(Node.js向けパッケージリポジトリサービス)のCTOがRegisterにコメントしているが、これによるとnpmはスパムや新規アカウント作成時のユーザー確認にSmyteのサービスを使用していたという。サービス停止の影響で、npmでは約1時間ほどパッケージのアップロードや新規アカウント作成が行えないトラブルが発生したとのこと。また、カスタマーサービス支援ツールを提供するサービスのZendeskでも利用者に影響のあるトラブルが発生していたという。
なお、Twitter側はこの突然のAPIシャットダウンやその反応について、今後このトラブルから学びより良い対応を行いたいとの旨のコメントをしているようだ。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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