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シェアリングエコノミー広がる 即時査定・買取サービスが話題に

2018年6月8日 20:25

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 近年、メルカリやラクマなどの個人間での売買ができる「フリマアプリ」が広まっているが、さらに新たなビジネスモデルとして登場した「即時査定買取サービス」が、盛り上がりを見せている。

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 2017年6月、即時買取サービス「CASH」がリリースされたときには多くの企業がシェアリングエコノミーの可能性を感じただろう。CASHは、企業側が即時査定、即時買取、即時入金に至るまで買取のスピード感が、従来の買取サービスとは全く異なることから、話題を呼んだ。

 サービスリリース開始から16時間で3.6億円以上のものが取引され、1日を経たずしてサービスが一時停止となった。この話題をきっかけに即時買取サービスのニーズを汲み取り多くの企業がこの市場に参入している。メルカリもその一つだ。

 メルカリはフリマアプリ「メルカリ」だけでなく、「メルカリNOW」を提供している。メルカリNOWも即時査定・買取・入金サービスであり、メルカリ内で使えるサービスのため、もともと抱えているユーザーをすぐに取り込むことができた。

 一方で、即時買取サービスでは失敗例もある。

 ジラフが提供していた即時買取サービス「スママDASH」だ。ジラフはスマートフォン端末の売買に特化したフリマサイト「スマホのマーケット」を運営している。当初は「スママDASH」もスマホ端末特化の即時買取サービスとして提供していた。

 しかし、虚偽申込(査定金額の振込を済ませたものの、スマホ端末が実際には送られてこない申込など)による被害が相次ぎ、最も高い時期で80%が虚偽申込となっていたことや、即時買取サービスによる安価買取がスマホ端末にとってはニーズに合わないことなどから、事業撤退した。現在、スママDASHは安価買取になってしまう即時買取から、高価買取事業へリニューアルし、買取サービスの需要に対応している

 このように様々な動きがある中、2018年6月5日にリリースされた中古車の即時査定サービス「DMM AUTO」に注目が集まっている。DMM AUTOは、中古車買取に特有の、売る面倒さをスマホ一つで簡素化したモデルである。査定までなら写真を撮るだけで出来、従来に比べて劇的にスピードが変わった。

 今後もさらに様々なモデルの即時買取サービスが登場し、中古市場に話題を呼ぶだろう。

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