東南アジア観光産業の新しいパラダイムを提示

2018年5月29日 09:18

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記事提供元:フィスコ


*09:18JST 東南アジア観光産業の新しいパラダイムを提示
「LEToken」は、2018年5月11日にタイのバンコクにて開催された儀典行事で、東南アジアの観光産業の新しいパラダイムを提示した。この行事には、RichardやTonyTongなどの仮想通貨関連の著名人以外に、中国の歌手と韓国の俳優も多く参加した。

■LETokenとは?

暗号通貨の投資家の傾向として、強くあるのは、暗号通貨を買い付けることに重きを置いていることだが、「LEToken」は、単に通貨を買い込むという「購買の概念」ではなく、消費を促進するために、暗号通貨を使うことに重きを置いているのが特徴である。その消費の主要なターゲットが東南アジアの観光とカジノである。
最近のGoogleとTemasekの研究結果に基づくと、東南アジアは地域の利点は、温暖な気候と地理的風土にあるとされ、なかでも、観光産業に注目が集まっている。
「LEToken」は、タイや台湾、ミャンマー、スリランカ、ラオス、カンボジアなどの東南アジア諸国の観光業とすでにパートナーシップを締結し、インフラ構築や「LEToken」を利用した旅行コンテンツの発売を予定している。
観光業界のなかでもっとも大きな収益を占めるのはカジノである。カジノの経営に関しては、「LEToken」の最大株主、HengshengGroupは、すでに香港とマカオで4つのカジノのVIP店を運営している。さらに、中国やタイ、東南アジア諸国でもカジノに力を入れている。
カジノで暗号通貨を使用すると、貨幣の回転率が非常に高くなることがわかっているので、それだけ価値が上昇する。そのことから、暗号通貨を実用的に適用できるといえるのである。
ブロックチェーンの技術力も、「LEToken」の力を証明している。その結果、観光業で利用者に利便性と簡便性、透明さを提供できている。
ブロックチェーンネットワークに顧客の身分資料を保存すれば、偽造と修正を防止することも可能だし、旅行客にとっては常に身分証を系対すという面倒もなくなる。ブロックの技術を通じて、旅行客の飛行機やホテル、運送手段などの予約と修正をリアルタイムで共有できるし、旅行客の位置をリアルタイムに共有することで、迅速な対応も可能となってくる。
カジノでは、ブロックチェーンの技術で取引と帳面を利用者に透明性があるように公開することで、利用者がそのカジノを信用して、楽しむことにもつながる。
このような技術力を導入し、観光業界向けに発売された「LEToken」は、観光産業の支出が世界的に毎年成長している現在、新たな革新をもたらすものと期待されている。


【ニュース提供・エムトレ】《HT》

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