旧Eudoraのソースコード、オープンソースライセンスで公開

2018年5月25日 10:49

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 1990年代から2000年前半にかけて特にMacユーザーに人気だったメールクライアント「Eudora」のソースコードがComputer History Museumで公開された(GIGAZINE)。

 「Eudora」を発音できたらオッサンの証明完了したとも思える懐かしい響き。発音できるオッサン達はこぞって Eudora への愛と情熱を語ろう(笑

 EudoraはQualcommが権利を所有していたが、2006年に開発が停止されていた。Computer History MusiumがQualcommからEudoraの商標やソースコードなどの譲渡を受けての公開となり、ソースコードは修正や再配布が自由なライセンス(3条項BSDライセンスに相当)での公開となっている。

 Qualcommは2006年にThunderbirdベースのEudoraをMozillaと協力して開発すると発表していたが 、2013年にはこのプロジェクトは終了していることが明らかにされていた。今回公開されたソースコードはEudoraがThunderbirdベースになる直前のもので、バージョンはWindows版が「Eudora 7.1」、Mac版が「Eudora 6.2.4」とのこと。

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