三陽商会が駅ビル・SC向け新業態「MP STORE」 9月下旬開始

2018年5月24日 22:13

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「MP STORE」のロゴ(写真:三陽商会の発表資料より)

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 三陽商会は、駅ビル・ショッピングセンター向け新業態である「MP STORE」を2018年9月下旬から開始する。

■MPとは「マッキントッシュ フィロソフィー」

 三陽商会が新たに展開する「MP STORE」のMPとは、同社の看板ブランド「マッキントッシュ フィロソフィー」のこと。英国テイストを守りつつ、ライフスタイルストアとしてデイリーカジュアルウェアと雑貨を販売するのが「MP STORE」だ。

 ウェアはグレーのラベルがポイントの、シンプルなユニセックスのオリジナルコレクションや、イギリスからの輸入ものを展開。雑貨はバッグなどの服飾雑貨のほか、ロゴ付きのマグカップや文房具などの生活雑貨も置くことで、若い層への訴求力を高める。

■「マッキントッシュ フィロソフィー」までの紆余曲折

 三陽商会といえば、イギリスのバーバリー社とのライセンス契約が2015年に打ち切られたニュースが、記憶に新しい。バーバリーとの契約は、実に45年間にも渡るもの。バーバリーは売上の半分を占めていたことからも、主力ブランドを失ったことは大変な痛手だったはずである。

 その後、いわば代替として三陽商会が展開しているのが「マッキントッシュ」で、そのセカンドラインが「フィロソフィー」だ。「MP」はモールなどで展開するため「フィロソフィー」より10~15%低い価格帯なので、さしずめサードラインといったところか。百貨店の顧客が高齢化しつつある今、若い層を取り込むためにはこうした販売チャネルも強化することが重要とみられる。

■ライフスタイルブランドとしての確立はなるか

 「MP STORE」は、百貨店中心だった三陽商会にとって、百貨店以外の販路を開拓する初のブランド。駅ビルやショッピングセンターでの展開により、若いファミリー層の取り込みも見込めるはず。2020年度までに約10店舗の出店を目指すという。

 ZOZOTOWNやLUMINEの通販サイト、同社の通販サイトでも販売し、若年層にも発信する。

 既存と異なる販路や、ユニセックスアイテムを展開するアプローチは、ターゲットを20~30代男女としているためだ。ターゲットの年齢層は今までと同じだが、ブランドの成熟と共に顧客の年齢層が上がってきたため、見直しを図るのが目的。ライフスタイルブランドとしては後発という感が否めないが、「マッキントッシュ」という血統の良さを活かせるか、期待がかかる。(stellarlight)

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