スタバ、「加賀 棒ほうじ茶 フラペチーノ」発売 日本の食文化再発見プロジェクト

2018年5月24日 21:36

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「加賀 棒ほうじ茶 フラペチーノ」(写真:スターバックスの発表資料より)

「加賀 棒ほうじ茶 フラペチーノ」(写真:スターバックスの発表資料より)[写真拡大]

■日本の食文化を再発見・発信するプロジェクトの第1弾スタート

 スターバックスは30日より、日本の食文化の周りにある素敵なモノゴトを再発見・発信するプロジェクト“STARBUCKS JAPAN WONDER PROJECT”を開始し、第1弾として「加賀 棒ほうじ茶 フラペチーノ」を発売する。7月19日までの期間限定となり、芳ばしく、繊細な“加賀 棒ほうじ茶”の香りが楽しめる。価格はTallサイズで620円(税別)。

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■「加賀 棒ほうじ茶 フラペチーノ」

 黄金色に輝く“加賀 棒ほうじ茶”は、お茶の茎部分だけ浅く焙じており、一番茶の芳ばしい香りと繊細さをたたえている。このフラペチーノは、抹茶の葉をすり潰して飲むという、日本独自の茶文化に目を留め、今だ日本人が気づいていない独特な世界があるかもしれないとい考えからたどり着いたという。

■“加賀 棒ほうじ茶”とは

 石川県は、江戸時代、経済に文化政策を取り込み、加賀藩を繁栄させた前田家の影響により、今でもお茶文化や工芸文化が盛んな地域。この地で明治35年に誕生した“加賀 棒ほうじ茶”は、当時、大変高価で庶民には手の届かないものだったお茶を、金沢の茶商・林家新兵衛が捨てる部分の茎を焙じて販売したところ人気を得た商品という。芳ばしく華やかな香りと、料理の味を邪魔しない軽やかな味わいにより、長く加賀地方を中心に愛されてきた。特別で繊細なものに、スターバックスらしく、ふんわりと仕立てたホワイトチョコレートクリームと加賀棒ほうじ茶ジェリーを組み合わせ、特別なデザート感覚のドリンクに仕上がっている。

■STARBUCKS JAPAN WONDER PROJECTとは

 “STARBUCKS JAPAN WONDER PROJECT”は、国外からも東京・日本に注目が集まる中、「いつもの世界を、ほんの少し違う角度で見つめてみると、意外と知らないことがいっぱいでワクワクする。」というコンセプトからスタート。日本ならではの食文化を背景ストーリーとともに、独自の視点で編集し、ビバレッジやフード、グッズなどを様々なかたちで、日本の若者に向け、提案していく。(記事:さゆり・記事一覧を見る

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