首都圏マンション発売戸数、4月は4カ月ぶりに減少 不動産経済研究所が調査

2018年5月21日 22:04

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 不動産経済研究所が、2018年4月の首都圏のマンション・建売および、近畿圏のマンションの市場動向調査を発表し、首都圏のマンション発売戸数が4カ月ぶりに前年同期比マイナスとなったことが分かった。

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■首都圏マンション発売は4カ月ぶり前年比マイナス

 21日、不動産経済研究所が、4月の首都圏のマンション・建売および近畿圏のマンションの市場動向調査を発表した。首都圏のマンション発売戸数は2,342戸で、3月(3,617戸)比35.3%マイナス、前年4月(2,741戸)比14.6%マイナスだった。前年同期比マイナスとなるのは、昨年末の12月以来4カ月ぶり。地域別では、都区部が929戸、都下が335戸、神奈川県が350戸、埼玉県が377戸、千葉県が351戸。

 新規発売に対する契約戸数は1,475戸で、契約率は63.3%。3月比11.7ポイントマイナス、前年4月比3.3ポイントマイナス。地域別では、都区部が61.7%、都下が59.1%、神奈川県が65.1%、埼玉県が58.6%、千葉県が72.6%だった。また1戸当たりの平均価格は5,548万円、1平米単価は80.0万円で、どちらも3カ月ぶりの下落となっている。

■首都圏の建売戸数は増加、契約率も堅調

 首都圏の建売発売戸数は330戸。3月(311戸)比6.1%プラス、前年4月(278戸)比18.7%プラスだった。地域別では、東京都が37戸、千葉県が78戸、埼玉県が192戸、神奈川県が23戸。新規発売に対する契約戸数は136戸で、3月から3.8ポイントマイナス、前年4月から3.8ポイントプラス。地域別では、東京都が40.5%、千葉県が47.4%、埼玉県が41.1%、神奈川県が21.7%となっている。

 戸別当りの平均価格は4214.0万円で、3月比23.1%マイナス、前年4月比6.4%マイナス。地域別の平均価格は、東京都が5290.5万円、千葉県が3548.1万円、埼玉県が4037.9万円、神奈川県が6210.9万円だった。

■近畿圏のマンション販売は好調を継続

 近畿圏のマンション発売戸数は1,742戸で、3月(1,745戸)比0.2%マイナス、前年4月(1,391戸)比25.2%プラスだった。前年同期比プラスは、今年2月以降3カ月連続となっている。地域別では、大阪市部が727戸、大阪府下が202戸、神戸市部が529戸、兵庫県下が223戸、京都市部が30戸、京都府下が1戸、奈良県が4戸、滋賀県が23戸、和歌山県が3戸。

 新規発売に対する契約戸数は1,236戸で、契約率は71.0%。3月比3.7ポイントプラス、前年4月比7.2ポイントマイナス。地域別では、大阪市部が77.9%、大阪府下が63.4%、神戸市部が57.8%、兵庫県下が81.2%、京都市部が83.3%、京都府下が100%、奈良県が100%、滋賀県が95.7%、和歌山県が100%だった。(記事:県田勢・記事一覧を見る

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