【銘柄フラッシュ】セルシードが後場急伸しメタップスは日本瓦斯との提携が材料視されて活況高

2018年5月17日 07:10

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

 16日は、東証1部の値上がり率1位に宮越ホールディングス<6620>(東1)の17.9%高が入り、昨15日の14時に3月決算を発表してから動意を強め、16日は前後場とも次第高となり2014年以来の高値を更新。

 2位はメック<4971>(東1)の16.9%高となり、15日に発表した第1四半期決算が注目されて終値ベースで2月2日以来の2200円台を回復。

 3位は日新製鋼<5413>(東1)の15.6%高となり、新日鐵住金<5401>(東1)が14時に同社の完全子会社化を発表してから急伸し一時ストップ高。

 エムアップ<3661>(東1)はファンクラブサイト運営などの企業の子会社化が材料視されて12.2%高。リミックスポイン<3825>(東2)は15日発表の3月決算や今期の大幅増益見通しが好感されてストップ高の27.1%高。キタムラ<2719>(東2)は19.7%高となり、筆頭株主カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)の特別目的子会社CKホールディングスによるTOB(株式公開買付)が材料視されてTOB価格1230円に急接近。クワザワ<8104>(東2)は6月末の株式2分割と株主優待の実質拡充が好感されて14.1%高。

 ALBERT(アルベルト)<3906>(東マ)はトヨタ自動車<7203>(東1)との資本業務提携が注目されてストップ高の18.3%高。メタップス<6172>(東マ)は15日付でグループ子会社と「ニチガス」の日本瓦斯株式会社との提携を発表したことなどが注目されて17.9%高と急伸。

 セルシード<7776>(JQG)は厚生労働省の審議会がiPS細胞応用の細胞シートによる心臓治療の初の実施を了承と伝えられて後場から急伸しストップ高の24.9%高。栄電子<7567>(JQS)はインスペック<6656>(東2)が大口受注を発表して急伸した4月19日に突如、大幅高となり、その後はほぼ1週間ごとに一段高となっており投機妙味などが言われて12.8%高の戻り高値更新となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【編集長の視点】BEENOSは1Q流通総額の高進捗率を手掛かりに売られ過ぎの訂正買いが拡大し続急伸(2018/02/19)
【材料でみる株価】イオレは団体活動を支援するデータカンパニー(2018/02/19)
【業績でみる株価】夢真ホールディングスは17年9月期1Q大幅増収増益、通期予想に上振れ余地(2018/02/13)
【株式評論家の視点】スペースシャワーネットワークは第3四半期業績が年計画を上回り好調、下値圏に届き下げ渋る(2018/02/07)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事