14日のNY市場は上昇

2018年5月15日 06:45

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記事提供元:フィスコ


[NYDow・NasDaq・CME(表)]

NYDOW;24899.41;+68.24Nasdaq;7411.32;+8.43CME225;22880;+20(大証比)

[NY市場データ]

14日のNY市場は上昇。ダウ平均は68.24ドル高の24899.41、ナスダックは8.43ポイント高の7411.32で取引を終了した。貿易摩擦問題を巡る米中協議の再開を明日に控えて、トランプ大統領が中国の通信企業との取引再開に向けて譲歩する姿勢を示し、協議進展への楽観的な見方から買いが先行。しかし、在イスラエル米大使館のエルサレム移転に伴う抗議活動で多数の死傷者が出るなど地政学リスクへの警戒感が重しとなり、上げ幅を縮小する展開となった。セクター別では、半導体・半導体製造装置やヘルスケア機器・サービスが上昇する一方で不動産や運輸が下落した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比20円高の22880円。ADRの日本株はトヨタ<7203>、三井住友<8316>、ファーストリテ<9983>、資生堂<4911>、TDK<6762>が堅調な半面、任天堂<7974>、ホンダ<7267>、菱地所<8802>、いすゞ<7202>が小安いなど、対東証比較(1ドル109.67円換算)で高安まちまち。《TM》

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