グランフロント大阪、開業5年で来場者2億5千万人を突破

2018年4月27日 20:03

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 大阪市北区大深町の複合商業施設「グランフロント大阪」が開業から5年で累計来場者が2億5,000万人を突破した。26日に開かれた5周年セレモニーでタウンマネージメント組織のグランフロント大阪TMOが明らかにした。年間のショップ、レストラン売上高も2017年度は473億円に達し、大阪キタの一大商業拠点に躍進している。

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 グランフロント大阪は「大阪キタ最後の一等地」と呼ばれるJR貨物梅田貨物駅跡地再開発エリア「うめきた」の先行開発区域として2013年4月に開業した。JR大阪駅北側の7ヘクタールの区画に地上38階の南館(タワーA)、地上33~38階の北館(タワーB、C)が建設され、ショッピングモールやレストラン、カフェ、オフィス、ホテル、コンベンションセンター、高層マンションなどが入っている。

 来場者数は初年度の反動で減少した2年目を除き、毎年増え続けている。4,930万人にとどまった2年目以外は5,000万人の大台を突破しており、開業5年目は5,483万人に及んだ。1日平均来場者数は約15万人。累計来場者数は2018年1月で2億5,000万人を超えている。

 ショップ、レストランの売上高は毎年400億円を超えながら、右肩上がりで増えてきた。2017年度は目標額の465億円を上回る473億円を記録した。街の中核施設である知的創造・交流の場「ナレッジキャピタル」は、企業、大学、研究機関など322機関が5年間で参画している。会員制の「ナレッジサロン」は会員数が累計約4,700人に達した。

 ショップ、レストランは5周年を機に4月から順次、リニューアル中で、延べ約60店舗が新規、改装オープンを予定している。このうち、4~9月の第1弾リニューアルでは、「PARIS MIKI」など現在営業中の20店が改装する。

 10月の第2弾リニューアルでは、約25店の新たなショップが一斉に登場する予定。2019年3月の第3弾では、南館地下1階フロアが、飲食・食料品ゾーンに生まれ変わる。このため、7月末でフロアの一部を閉鎖し、リニューアル工事に入る。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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