macOS 10.13.4、DisplayLink接続のディスプレイなどで不具合

2018年4月7日 09:50

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward曰く、 Appleは4月1日に「macOS High Sierra 10.13.4」を配布し始めたばかりだが、思わぬ問題が出ているようだ。macOS 10.13.4は、Thunderbolt 3ポートのあるMacで外付けグラフィックスカード(eGPU)が使えるようになったのが特徴。

 DisplayLink社によると、DisplayLinkドライバv4.1がインストールされた状態でOSのアップグレードを行うと、DisplayLink接続のディスプレイが空白になるという。イーサネットやオーディオなどの機能は影響を受けないとしている。この問題はすでにAppleに報告済みだとしている。

 またMac Rumorsも、iPadをサブディスプレイとして利用できるアプリケーション「Duet Display」の利用者は、10.13.4にアップデートしないよう警告している。これによると、Duetクライアントアプリケーションがハングアップしてしまうという。こちらも問題はAppleに報告済みだとしている(DisplayLinkMac RumorsSlashdot)。

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