スチールやチタン合金に匹敵する「スーパー木材」の技術が登場

2018年2月13日 23:24

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記事提供元:スラド

maia曰く、 最近、木造高層ビルの構想を聞くようになった。これは、CLT(Cross Laminated Timber:直交集成板)の登場が背景にあると思われる(WIRED読売新聞)。

 2月8日、無垢の木材そのものを加工して、いわば「スーパー木材」を作る技術が発表された(Nature誌掲載論文Science alertハザードラボ)。その要点は次のようなものらしい。

 Our two-step process involves the partial removal of lignin and hemicellulose from the natural wood via a boiling process in an aqueous mixture of NaOH and Na2SO3 followed by hot-pressing、leading to the total collapse of cell walls and the complete densification of the natural wood with highly aligned cellulose nanofibres

 細胞壁を完全につぶして繊維方向の揃った圧縮材が得られる。通常の木材より強度、耐久性とも一桁違う。樹種を問わないのも特徴で、バルサやパインでも十分らしい。強度はスチール、チタン合金、CFRPなどに匹敵し、重量はスチールの6分の1で、また安価であるという。加工の初期段階なら曲げや型加工も可能。家具、建築部材、自動車、飛行機、防弾材などへの利用が考えられる。

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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

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