ホンダ「N-ONE」がマイナーチェンジ、4種類の個性的デザインを設定

2017年12月24日 06:44

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N-BOX Standard・L(写真: 本田技研工業の発表資料より)

N-BOX Standard・L(写真: 本田技研工業の発表資料より)[写真拡大]

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 ホンダはプレミアムな軽自動車として人気を博している「N-ONE」にマイナーチェンジを行い、22日から販売を開始した。

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 「N-ONE」は、ホンダが2012年11月に発売を開始したトールワゴン型の軽自動車。車名の由来は「New」「Next」「Nippon」「Norimono」の頭文字から。「これからの新しい日本の乗り物を創造する」という意味も込めている。

 今回のマイナーチェンジで注目してほしいポイントはデザイン。シンプルかつ機能的な「Standard」に上品でレトロな雰囲気が、こだわりを感じさせる「Select」、メッキ加工やチタンコート、スモークなど磨き抜かれた上質感が輝く「Premium」、専用アルミホイールや大型テールゲートスポイラーがスポーティさを演出し、おしゃれなカラーが目印の「RS」。これらの4つのグレードが、N-ONEの時代に縛られないデザインに、豊富なカラーバリエーションと共に新たな世界観を生み出した。ライフスタイルやニーズに合わせて選べば、乗る人の生活を彩ってくれること間違いなしのデザインだ。

 そして変わったのはデザインだけではない。

 機能面も向上した。軽自動車としては初めてとなる遮音機能付きのフロントウィンドウガラスを採用。それに加えて、遮音材や吸音材を適切な場所に取り付けることで加速する際や、高速道路での走行で室内に聞こえてくるエンジン音を遮断し快適な空間を実現。他にも全ての窓に紫外線(UV)を99%、赤外線(IR)を70%~80%カットする「360度スーパーUV・IRカットパッケージ」をStandardとStandard LOWDOWNを除くグレードに採用したり、急速充電対応タイプの充電用USBジャック2個を追加するなど、利便性を向上させた。

 今回のマイナーチェンジで新たな世界観を生み出し、快適性を向上したN-ONE。「これからの新しい日本の乗り物」は、乗る人全ての生活をより楽しくしてくれる存在となれるか、期待したい。

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