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全体としてはイベントを前にした短期的な物色が中心に【クロージング】
*16:00JST 全体としてはイベントを前にした短期的な物色が中心に【クロージング】
5日の日経平均は小幅に4日続伸。1.90円高の20628.56円(出来高概算13億7000万株)で取引を終えた。4日の米国市場は、9月のADP雇用統計が予想に一致したほか、ISM非製造業景況指数も堅調な内容となり、買いが先行。ただし、高値警戒感が広がっており、NYダウ、ナスダックともに小幅な上昇だった。この流れを受けた日経平均は続伸して始まり、寄付き直後には20667.47円まで上げ幅を広げている。しかし、連日の上昇で買い疲れ感のほか、連休も控えていることもあって、その後は売り買いが交錯。下げに転じる場面も何度かみられたが、大引けは辛うじてプラスとなった。
東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1300を超えており、全体の6割を占めている。セクターでは水産農林、食料品、石油石炭、繊維、電力ガス、その他製品がしっかり。一方で、保険、陸運、卸売、空運、精密機器が冴えない。売買代金上位では任天堂<7974>、トヨタ自<7203>、石川製<6208>、アサヒ<2502>、ファーストリテ<9983>、KDDI<9433>が堅調。半面、JDI<6740>、ソニー<6758>、ソフトバンクG<9984>、キーエンス<6861>が利食い優勢だった。
狭いレンジでのこう着が続いているが、日経平均の後場の値幅は約30円程度であり、模様眺めムードの強さが目立っていた。石川製など防衛関連の一角が動意をみせており、朝鮮労働党の創立記念日を10日に控え、北朝鮮情勢の緊張等も引き続き上値の重しになったとみられる。また、米雇用統計の発表を週末に控えているほか、10日公示、22日投票の衆議院選挙に向けた政治不安なども手掛けづらくさせているとみられる。マザーズが3日続落など、個人主体の中小型株も、物色対象を絞りづらい状況だった。
明日も薄商いの中、インデックスに絡んだ商いに指数は影響を受けやすく、全体としてはイベントを前にした短期的な物色が中心になりそうだ。また、参加者が限られる分、値動きの強い銘柄へは資金が集中しやすく、一部の銘柄のトレンドが強まることになりそうだ。《AK》
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