米爆撃機、北朝鮮の東沖飛行を飛行 沖縄基地のF15も参加

2017年9月25日 08:24

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記事提供元:エコノミックニュース

 米軍が23日夜、戦略爆撃機B1Bランサーを北朝鮮東沖の国際空域を飛行させたが、韓国・聯合ニュースは24日、米国国防省の発表として「戦略爆撃機B1Bランサーは米領グアムのアンダーセン空軍基地から飛来したが、沖縄の在日米軍基地所属F15戦闘機と合流し、北朝鮮東沖を飛行した」と伝えた。

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 聯合ニュースは武力誇示のための飛行だと伝え、韓国青瓦台(大統領府)の話として、この飛行が「韓米間の緊密な連携の下で行われた」としている。

 一方、韓国・聯合ニュースは24日、北朝鮮の李容浩(リ・ヨンホ)外相が日本時間24日未明、米ニューヨークで開かれている国連総会で一般討論演説を行い「米国とその追従勢力がわが共和国指導部に対する斬首(作戦)や軍事的攻撃の兆候を示した場合、先制行動で予防措置を取る」と語ったと報じた。

 また「北朝鮮の攻撃により米国で罪なき命が犠牲になった場合、『トランプに全責任がある』と主張。トランプ大統領の発言に相応する厳しい措置を取ると宣言した」としている。

 聯合ニュースは「李氏の発言は、北朝鮮への先制攻撃の兆候がある場合、米国はもちろん、その周辺国に対し、核・ミサイルによる先制攻撃を行うこともあり得ると威嚇したものと受け止められる」と韓国、日本がその対象になることを示唆した。(編集担当:森高龍二)

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