鹿島、G大坂にロスタイム逆転弾で5連勝、首位キープ

2017年9月23日 22:34

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 23日、サッカーのJ1リーグ第27節で首位の鹿島アントラーズはガンバ大阪とホームで対戦し、2-1の逆転勝利で首位を固めた。鹿島は5連勝となり2位川崎フロンターレ、3位柏レイソルとの勝ち点差を8とし、残り7節となった優勝争いで優位に立った。

 前半7分、G大阪はファンウィジョがGK東口順昭からのロングキックを受け取めるとそのまま巧みにDFとの間に身体を入れる。わずか3タッチでDFを振り切りながらPAの角付近からミドルシュートを打つ。これがGKの意表を突き、ゴールのニアサイド低いコースに飛びそのままゴールイン、G大阪が先制する。

 前半のうちに追い付きたい鹿島は前半ロスタイムに入って中村充孝がPA内にドリブルで侵入したところを足を掛けられPKを得る。これをキッカーの金崎夢生が鋭いシュートを放つが、横っ飛びのGKの手に触りさらにゴールポストに弾かれる。しかしレアンドロがこぼれ球を拾い冷静に空いたコースに蹴り込み1-1の同点に追い付く。

 後半は押し気味の鹿島が再三チャンスを掴むが決め切れない。しかしロスタイムに得たCKを永木亮太が正確にフィードする。これを後ろから走り込んだ植田直道が高さのあるヘッドで合わせて逆転弾を挙げる。そのまま2-1で鹿島が勝負強さを見せつける逆転勝利となった。

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