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日経平均は続伸、この水準からの積極的な上値追いは難しい/ランチタイムコメント
*12:18JST 日経平均は続伸、この水準からの積極的な上値追いは難しい
日経平均は続伸。195.65円高の19741.42円(出来高概算7億7000万株)で前場の取引を終えた。ハリケーンや北朝鮮情勢への懸念が後退したことは前日の上昇で織り込んではいたが、NYダウが259ドル高と大幅に上昇するなか、改めて買い戻しを誘う流れとなった。日経平均はザラバベースで9月1日以来の19700円を回復して始まると、その後は国連決議を受けた北朝鮮の反応を見極めたいとのムードもあり、日経平均は50円弱の狭いレンジでの取引が続いている。
東証1部の値上がり数は1400を超えており、全体の7割弱を占めている。セクターでは米長期金利の上昇を受けた保険が上昇率トップだったほか、証券、パルプ紙、非鉄金属、その他製品、その他金融、銀行が堅調。一方で、水産農林のみが小幅に下げている。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、ファナック<6954>、東エレク<8035>、京セラ<6971>など、指数インパクトの大きい値がさ株が指数をけん引している。
日経平均はマドを空けての上昇から、もち合いレンジの上限である直近の戻り高値水準を回復している。インデックスに絡んだ売買が中心とみられ、指数インパクトの大きい銘柄がけん引した格好である。週間形状では26週線を突破しているが、13週線が上値抵抗として意識されやすく、この水準からの積極的な上値追いは難しいだろう。
国連安全保障理事会の新たな北朝鮮制裁決議について、全会一致で迅速に採択された。当初米国が求めていた内容からは、中国とロシアに米国が譲歩した格好だが、北朝鮮の反応を見極めたいところであろう。円相場も朝方からはやや円安が一服していることも、手掛けづらくさせそうだ。物色が次第に個人主体の材料株にシフトしやすいだろう。(村瀬 智一)《AK》
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